高級住宅街に住む人ほど使っているらしい”圧縮ゴミ箱”
ゴミを圧縮してコンパクトにし、ゴミ袋代を節約する効果が見込めます。
ゴミ清掃員として働く芸人さんが、高級住宅街のゴミの特徴から、このゴミ箱がよく使われていることを発見したそうです。
ゴミ袋代を節約できれば、ゴミ箱代の元もいつかとれるでしょうし
「なるほど。さすが金持ちは頭がいいなあ」という気もしますが、果たして実際どうなんでしょうか?
- いつ元がとれるのか
- ホントに節約になるのか
- どんな人におすすめできるか
調べてみました。
圧縮ゴミ箱とは
- Joseph Joseph (ジョセフジョセフ)のクラッシュボックスが有名
- 最大でゴミの容量を1/3に
- スタイリッシュだけど価格が高い

メーカーによると最大でゴミの体積を1/3にできるとのこと。
20L用と30L用があり、スタイリッシュでインテリアとしてもありです。
2024年3月のAmazonでの販売価格は
- 20L用 19636円(メーカー希望33000円)
- 30L用 34131円(メーカー希望37400円)
まあまあ、というかかなり高い。
圧縮ゴミ箱 クラッシュボックスの評判は
- 全体評価は好評(Amazonレビュー☆4.0)
- デザイン・インテリア性が高評価
- 圧縮性能、耐久性にマイナスレビューも
全体的な評価はAmazonレビュー約2300件で☆4.0(2024年3月時点)と概ね高評価を受けています。
デザインの良さ、インテリア性が高く飽きがこないデザインが評価されています。
「ゴミ箱」という、部屋の中ではマイナスになるような存在をプラスの存在に変えることができるというのは大きいかもしれません。
一方、「そこまで圧縮されない」「専用の袋を使わないとゴミ袋が破れやすい」「中の部品が壊れた」といった否定的なレビューもあります。
圧縮ゴミ箱 クラッシュボックスはいつ元がとれる?
- おおむね11年で元がとれる計算
- 節約目的としては微妙な結果に
計算の前に、以下のように設定します。
- 燃えるゴミの袋 40リットル 1枚40円
- 年間のゴミ袋使用量 1回あたり40リットル1袋 週2回(=年間4160円)
- 圧縮ゴミ箱 ジョセフジョセフ クラッシュボックス価格
2024年3月時点のAmazon価格を参考
19636円 (20L用)
34131円 (30L用) - 圧縮率 1/2 もしくは 1/3
各圧縮率ごとに、どれくらいの年数で元が取れるのかを計算すると以下のような結果に。
ゴミの体積が減った分だけ、ゴミ袋の量が減るという計算になります。
〇圧縮率 1/2
【20L用】ゴミ袋使用量1/2 ⇒年間2080円の節約効果、9.4年で元がとれる計算
【30L用】ゴミ袋使用量1/2 ⇒年間2080円の節約効果、16.4年で元がとれる計算
〇圧縮率 1/3
【20L用】ゴミ袋使用量1/3 ⇒年間2773円の節約効果、7.1年で元がとれる計算
【30L用】ゴミ袋使用量1/3 ⇒年間2773円の節約効果、12.3年で元がとれる計算
単純に平均すると約11年くらいで元がとれる計算に。
ただ、専用のゴミ袋を使っていない、11年の間に壊れて買い替えたりしない、ということが条件になっているのは注意です。
正直、節約目的では微妙です。
圧縮ゴミ箱 クラッシュボックスがおすすめできる人
- 地域のゴミ袋代が高い人(高ければ高いほど節約効果が高い)
- 紙やプラスチックなど、圧縮しても問題ないゴミが多い人
- インテリア性を重視したい人
- 自分でゴミ袋を圧縮するときの臭いが苦手な人
いずれはお得になる先行投資とも言えますが、あまり節約目的ではおすすめできないという結果に。
まあ、自力でも圧縮できますしね。
どちらかといえば、ゴミ箱という部屋にとってマイナスな存在を、プラスな存在に変えるアイテムとして買うかどうか決めるほうが良いでしょう。
以上、参考になれば。
以下は公式HPです。気になる方はチェックしてみてください。
<20L用>
<30L用>
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