せっかく洗濯して、頑張って干して、いざ着ようとしたときに

くっさ!!!
ってときショックですよね~。生乾き臭。
くさい洋服をそのまま着てお外にでるくらい強いメンタルは持ち合わせていません。
いろいろ考えた挙句、衣類乾燥機を導入してみることにしました。
- 衣類乾燥機を買った理由
- 私が選んだ衣類乾燥機とその理由
- 衣類乾燥機の使用感
- 衣類乾燥機で生乾き臭は予防できるか
- 衣類乾燥機のメリット・デメリット
衣類乾燥機を買った理由
私には生乾き臭ぷんぷんの服を着て行く勇気はありません。
仮に、もう一度洗濯しなおすとすると、一回にかかる洗濯コスト(電気代・水道代・洗剤)はおよそ20~30円。
当然、再度干したりする手間がかかります。そして洗いなおしたからといって、次は臭わないという保証もありません。
生乾き臭対策のスプレーもありますが、そこそこいい値段(500円前後)するし、何より手間です。ひとつひとつスプレーするなんて非常にめんどくさい。
洗濯物同士が密にならないようにハンガーラックを買い足したり、扇風機やエアコンの風があたるように工夫したりいろいろな対策法はありますが、結局のところ、生乾き臭の予防には、お金と手間がかかるんです。
であるなら、いっそ衣類乾燥機を使ってみようと。衣類乾燥機であれば、お金はかかりますが、手間はかかりません。
私が買った衣類乾燥機
私が買った衣類乾燥機がコレ。マイウェーブ ウォームドライヤー3.0。
乾燥機能付きの洗濯機も検討しましたが、あれ結構でかくて部屋の通路が広くないと入らないんですよね。
【これを選んだ理由】
- リーズナブル
- レビューも高評価
- コンパクト(40 x 49 x 58.5 cm)
- どこでも設置できる
大手メーカーの衣類乾燥機だと5~10万近くしますが、これだと2~3万で購入できます。
「安いけど大丈夫なの?」って気もしますが、十分な数のレビューで高評価を得ているので安心感もあり。Amazonに掲載されてから5年以上の販売実績があり、なおかつ衣類乾燥機として売れ筋ランキング2位を誇っています(2022年9月時点)。なお、販売元は日本の中小企業。
本体がでかすぎると設置場所に困ってしまうので、これくらいのサイズ感がちょうどいい。
使用感
操作方法
操作はタッチパネル。
細かな時間設定もできるみたいですけど、基本、自動モードでOK。
音 振動
音
使用中の音は特別うるさいとは感じません。たまにボタンが「カラカラ」壁に当たっている音がして、あとはゴォーって排気の音がしています。少なくとも洗濯機よりは静か。壁の薄いアパートとかでない限りは夜の使用も問題ないレベルです。
振動
洗濯機のようにガタガタなるようなことはないです。フローリングに直置きしてますが、特別響く感じはないです。
乾くまでの時間
洗濯がおわって、洗濯機から出してそのまま乾燥機に投入。
自動モード、容量の60~70%くらいの洗濯物をいれて約3時間前後で終わる印象。
入れる量、水分量によっても当然変わってきます。
乾き具合
自動モードで乾燥しおわった洗濯物を取り出してみると、ホッカホカでだいたい(8~9割くらい?)は乾いてます。
たまに乾きにくい厚手の部分とかがまだ濡れてたりすることはあります。
もし追加で乾燥したければ、20分刻みでタイマーをセットして、再度乾燥にかけることも可能です。
ただ、「このままでは使えない」というくらい乾いてなかったことは今のところないですね。
しわ ふっくら具合
しわ
乾燥終了後にすぐに取り出せば、しわが付きやすいということはなさそう。ただし、乾燥終了後に取り出すのを忘れて放置すれば、結構くっきりしわが残ってしまいます。
ふっくら具合
タオル類とかは、外で干すよりもふわふわで仕上がります。これはだいぶうれしい部分。夏に外干ししたときみたいな「バッキバキ」な感じにはなりません。
衣類乾燥機で生乾き臭は予防できる?
肝心なところは、生乾き臭。
これはばっちり。しなくなりました。
ダイキンさんのホームページによると、生乾きの原因となる菌を増やさないためには、5時間以内に乾かすことがコツのようです。
この乾燥機を使うと、だいたい3時間前後で乾燥してくれるので、理論上も菌は増殖しにくくなっているはずです。
ただし、”すでに”生乾き臭がしている状態の洗濯物を衣類乾燥機にいれると、部屋中に生乾き臭が拡散するのでご注意を。あくまで、洗濯後にすぐ乾燥機にかけるという使い方が基本です。
衣類乾燥機を使うメリット・デメリット
衣類乾燥機を生乾き臭対策として使ってみたメリットとデメリットをあげるとこんな感じ。
メリット
- そこそこ乾かしてくれる
- スイッチ操作だけで生乾き臭予防できる
- 外で干すよりふわふわになる
たまに厚手のところが完全には乾いてなかったりしますが、着れないほど濡れたままであることはないので、おおむね満足できる性能をもってます。
生乾き臭を予防するために、いちいちスプレーしたりする手間もありません。
タオル類は外で干すとバキバキになって、使用するときに肌が痛かったりしますが、衣類乾燥機を使うとふわふわで仕上げてくれるのもうれしいところ。
デメリット
- 乾燥中の部屋の湿度が半端ない
- フィルターはまめに掃除が必要
- 一回乾燥するのに電気代が約69円かかる
湿度
外に排気できるようにするホースが付属してきますが、それを使用しないで使うと部屋がべったべたになります。「冬はちょうど加湿になってちょうどいいよねー」なんてレベルではないです。洗濯物の水分を放出するわけですから当然です。設置スペースなどの関係で、排気ホースなしで利用する場合は注意です。
フィルター
中に入っているフィルターはこまめな掃除が必要です。何回か使用するだけでも、中からホコリのピザがでてきます。綺麗に塊でとれるのでおもしろいですよ。

電気代
説明書によると消費電力が850W、グーグル先生によると1kWhの電気代の平均は27円。一回あたり3時間かかるとすると、一回乾燥するのに約69円かかる計算になります。
もちろん、生乾きしやすいタオルや衣類に絞って乾燥機にかければ、乾燥に必要な時間を減らして、電気代を安くすることも可能です。
まとめ こんな人におすすめ
衣類乾燥機として十分乾燥してくれて、生乾き臭の予防としてもばっちり機能してくれます。
しかし、コスト面や湿度対策を考えると、万人におすすめできるとまでは言えません。
以上をまとめると、生乾き対策としての衣類乾燥機はこんな人におすすめできそうです。
- コストよりも生乾き臭が嫌な人(スプレー使うよりは価値あり)
- 生乾き対策のスプレーの効果に満足していない人
- 主に生活する部屋(リビングなど)と、衣類乾燥機を設置する部屋が別の人
- 付属の排気ホースを使って、外へ排気できるところに設置できる人
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