移動するだけでポイントがたまるアプリ
「トリマ」
歩くだけでポイントが貯まる?
しかも無料で使えるの?
あらやだぁ〜奥さん!入れておいて損はないじゃないの!
移動するだけでポイントが貯まる
トリマ 公式HP アプリのダウンロードはこちら
・・・・・
・・・
・
はい、今インストールしようとしたあなた。
言っておきます。
「やめとけ」と。
トリマとは?
トリマは、移動するだけでポイントを貯めることができるアプリ。
「trip(トリップ)⇒ mile(マイル)」って意味らしいです。
トリマは歩数だけでなく、電車や車での移動もポイントが貯まる対象になります。
歩数でポイントを貯められるアプリは複数ありますが、トリマは現金やポイント(楽天ポイント、dポイントなど)、商品引き換え券など、交換できる種類が豊富なのが魅力です。
トリマで交換できるもの(一部)
- Amazonギフト券
- 楽天ポイント
- dポイント
- WAONポイント
- Tポイント
- LINE PAY
- nanaco など
ポイントは、1000歩で15マイルと交換できる仕組みで、1マイルはおおむね0.01円。
つまり、毎日10000歩で 一日あたり約1.5円前後稼げる計算になります。あくまで目安です。
(※実際は細かい条件、ポイント交換先によって異なります)
いれておいて損はない、とても魅力的なアプリに見えたならどうぞ、いれてみてもいいんですよ?
トリマはやめたほうがいい理由
- バッテリー消費がエグイ
- スマホのバッテリー劣化を早める
- 結果的に高額なスマホの買い替えサイクルを早める
バッテリー消費がエグイ
私がトリマをおすすめしない理由は
「バッテリー消費がエグい」
これにつきます。
まずはこれを見て下さい。
寝ている時間帯のバッテリー使用量です。
寝ている間、一切触っていないのにがっつりとトリマがバッテリーを消費しています。
トリマ以外の他のアプリはバッテリー消費リストにでてきていません。ほとんど使っていないということです。トリマだけが問答無用にバッテリーを消費しているのです。
これはトリマのアプリが、端末の位置情報の取得を「常に使う」ことを前提としているためです。
位置情報の取得を「常に許可」ではなく、「使用中のみ」に変更しても歩数で稼ぐことはできますが、移動距離でのカウントがされなくなり、毎回アプリを開くたびに許可するように要求されます。あくまで「常に許可」が前提です。
バッテリー消費量が多いためか、トリマのアプリをいれてみてから、常にスマホがほのかにあたたかい?と感じるような状態になってしまいました。
実際に多くのバッテリーを消費しているわけなので、スマホ端末が暖かくなっても何の不思議もありません。
私の体感では、トリマをいれてからバッテリーの消費(減り具合)が2〜3倍になっています。
スマホのバッテリー劣化を早める
スマホのバッテリーには寿命があります。
だいたい、満充電0%⇒100%を300~500回ほど行うと、寿命がくると言われています。
トリマによってスマホのバッテリーを大量に消費し、その分を充電する回数が多くなると、それだけバッテリーの劣化を早めることにつながります。
特に、夜間寝ているときに充電している人は、充電しながらもバッテリーを多く使用するという、バッテリーにとってかなり良くない環境を毎日行うことになります。
スマホの買い替えサイクルを早める
バッテリーの劣化が早まるということは、スマホやバッテリーの買い替えサイクルが短くなることを意味します。
だいたい3年くらいで交換していた人も、2年もたずに交換する必要がでてくるかもしれません
例えば、3年に一回、10万円のスマホを買い替えていた人は、実質1年あたり3.3万円でスマホを使っていることになります。それが2年サイクルになると1年あたり5万円に跳ね上がります。
買替サイクルが短くなるということは、その分を実質的に負担することと同じです。
代わりにモバイルバッテリーを買い足すにしても出費が発生します。家で充電するにしても、電気代だってタダではありません。
何より、出先でスマホのバッテリーがなくなる状況と常に隣り合わせなのは論外です。スマホは電池が切れたら”ただの板”でしかありません。
つまり、トリマのアプリをいれて微々たるポイントを貯めたところで、それに伴うもろもろの出費や、失うもののほうがはるかに高くつくことになるのです。
トリマでポイントを稼ごうとするほど、バッテリーの劣化を早めることにつながり、結果的に歩けば歩くほど赤字になる可能性が高いといえます。
だから
トリマはやめとけ
ってなるわけです。
歩数でポイント貯めるおすすめアプリ
歩数を稼ぐだけでポイントが貯まるアプリ。
日頃からたくさん歩く人にとって特に魅力的だと思います。
そんな人にはトリマの代わりに
Vヘルスナビ をおすすめします。
Vヘルスナビも歩数を稼いでポイントが貯まるアプリ。
貯めれるのはVポイントだけですが、Vポイントを利用できるお店は非常に多いので、使い所に困るということはほとんどないはず。
肝心のバッテリー消費ですが
ほとんど影響をあたえていません。
上の画像はトリマとVヘルスナビを入れているスマホをほとんど放置していた状態のバッテリー使用量です。
Vヘルスナビの方はバッテリー消費リストにすら上がってこないほど、ほとんど消費しません。
それはVヘルスナビのアプリが、位置情報の取得の「常に許可」を必要としていない※からです。
(※ごく一部の機能「チェックインの通知」を利用する場合は除く)
まとめ
- 「得るもの」と「失うもの」を比較すべき
- 同じポイント稼ぎなら別の選択肢がおすすめ
微々たるポイントのためにスマホ自体の寿命を縮めてしまっては結果的に赤字です。
移動で獲得できるポイントよりも、スマホ本体のほうがはるかに高額です。
そんな高額なスマホを24時間酷使するアプリをいれることはおすすめできません。
何より、出先でスマホのバッテリー切れを起こすリスクを負う対価としてまったく見合いません。
「得るもの」と「失うもの」をよく比較すべきです。
もし、歩数でポイント貯めたいのであれば、バッテリー消費が少なくてすむアプリをいれるべきです。
Vヘルスナビはそういった目的には非常に適しています。
Vヘルスナビについてもっと詳しく知りたい方は以下でも解説しています。
ポイントを稼ぎたいのであれば、アンケートに答えてポイントを稼ぐ方法もあります。
マクロミルでは一回数分で終わるアンケートで2~5円程度稼ぐことができます。スキマ時間を使って効率的にポイントを稼ぎたい場合はこちらのほうもおすすめです。
1日中スマホを酷使して1円程度稼ぐトリマよりも、はるかに効率的でおすすめできます。
トリマのアプリはタダで使えますが、見えない多くのものを失っています。現状、おすすめできるアプリではありません。
それでも「やっぱり気になる」という人は一度いれてみてください。
きっと、一か月後にはアプリリストから消えてるはずです。
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