・日曜日にガソリンが安くなる理由
・日曜日にどれくらい安くなるのか
ガソリンは日曜日が安い理由
- ガソリンが最も安くなるのは日曜日
- 代わりに最も高くなるのが月曜日
週末の日曜日には、おでかけでのガソリン需要が高まります。
この時、近隣ライバル店との競合も同様に高まり、どこの店も低価格での勝負になります。
その結果、日曜日のガソリン価格が安くなる、という流れができます。
しかしながら、低価格のまま値下げ競争を続けてしまうとライバル店と共倒れになるため、どこも同じタイミングで値上げをして価格をもどします。それが月曜日です。
この結果、ガソリンは日曜に安く、月曜に高くなるというわけです。
どれくらい安いか調べてみた
満タンに入れて数十円の差
・ガソリンは日曜日が本当に安くなるのか?
・安くなるならどれくらい安いのか?
実際の価格を調べてみます。
使用したのは「e燃費」のリアルタイムガソリン価格。
ここで2023年7月の日曜日と月曜日のレギュラーガソリンの価格を比較してみます。
比較するのは以下の2点。
・連続する日、月の価格差(今週の日曜と来週の月曜)
・週初めの月と、週末の日の価格差(今週の月曜と今週の日曜)
7月 | 曜日 | レギュラー価格 | 差(連続する日⇒月) | 差(今週の月⇒日) |
2 | 日 | 159.1 | ||
3 | 月 | 161.6 | +2.5 | |
9 | 日 | 161.5 | -0.1 | |
10 | 月 | 162.7 | +1.2 | |
16,17 | 日、月(祝日) | 161.9 | -0.8 | |
18 | 火 | 163.5 | +1.6 | |
23 | 日 | 163.5 | 0 | |
24 | 月 | 164.6 | +1.1 | |
30 | 日 | 164.3 | -0.3 | |
31 | 月 | 166.3 | +2.0 |
以上の結果をまとめてみると以下の通り。
・日曜日の価格から翌日の月曜日には平均で 1.68円 値上がり
・月曜日の価格から週末の日曜日には平均で 0.3円 値下がり
日曜日が安くなることは間違いなさそうです。
しかし、ガソリン価格が1円違ったとしても30L給油しても30円しか変わらないことを考えると、他に用がないのに”わざわざ日曜日にガソリンだけいれにいく”、というのは少々考えモノです。
また、今回調査した7月はガソリン価格自体が高騰している状況下であり、ガソリン価格が下落する状況下であれば、日曜⇒月曜の値上げ幅、月曜⇒週末の日曜の値下げ幅は逆転することが考えられます。
ガソリン価格
・高騰する場合 日⇒月の値上げ幅 > 月⇒週末日曜の値下げ幅
・下落する場合 日⇒月の値上げ幅 < 月⇒週末日曜の値下げ幅
ガソリン価格が高騰する状況下では、安くなる日曜日であっても早めの月曜日のほうが安かったということは十分考えられます。今回の例では、7月3日の月曜日に入れたほうが、7月16日の日曜日に入れるよりも安くいれることができます。
とはいえ、”ガソリン情勢を読む”ことはできないため、個人でできることとしては、やはり「ガソリンは日曜日に入れるのが正解」で間違いないでしょう。
まとめ
- ガソリンは日曜のおでかけの朝か、帰りに入れるが吉
- でも、わざわざガソリンだけいれにいく価値はない
今回の調査の結果、ガソリン価格は「日曜日に安くなり、月曜日に高くなる」ことはまず間違いありません。
よって、日曜日におでかけする際には、当日の朝に入れてから行くか、帰りに入れて帰る、が正解といえます。「日曜日に安くなる」といっても、わざわざ給油のためだけにでかけるほどの価格差はありません。
間違っても日曜日におでかけし、週明けの月曜日にガソリンを入れるというのは最悪のスタイルなのでご注意を。
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