勉強や仕事、やりたくないけどやらないといけないことってありますよね?
やらなかったら困るのは自分なのは分かっているけど、めんどくさい!
でもそんなときは少し工夫するだけで、やりたくないことがやれるようになる、簡単な方法があります。
①手数を少なくする

やりたくないことを「やるまでの手数」を少なくすることで、スムーズにやれるようになります。
例えば勉強なら、机の上はキレイさっぱり片付けておいて、勉強したい本を置いた状態までセットしておきます。あとは座って勉強するだけの状態にしておくのです。
行動心理学者の実験によると、袋からだしてむき出しの状態のクッキーと、個包装になっているクッキーを被験者にあたえたとき、むき出しになっているクッキーのほうがはるかに早く完食されたようです。
ある行動をやるまでの手数が少ないと、それをやる心理的ハードルが下がるのです。
「クッキーの袋をあける」という、ほんのちょっとの手間の差が、これだけ結果の違いを生むから驚きです。
逆に、漫画やゲーム、スマホといった「やりたいこと」は手数を多くします。
漫画やゲームは箱にでも片付けて、押入れの上の方に収納しておきます。スマホは電源を切っておくといいでしょう。
そうすれば、いちいち押入れから取り出したり、電源いれたりしないとできないので、めんどくさくてやりたくなくなるのです。
こうやって、やるまでの手数を調整するテクニックを使えば、やりたくないけどやるべきことを自然とこなせて、やらなくていいことをしないように調整することができます。
②ご褒美とセットにする

やりたくないことをやるときにはご褒美とセットにするのもひとつの方法です。
・勉強なら、好きなお菓子や飲み物を買っておいて、つまみながらする
・家事をやるなら好きな音楽を聞きながらこなす
・遅くまで作業するときは好きな夜食を食べる
といった具合に、やりたくないことを楽しいこととセットにすれば、そこまで苦にならずにこなすことができます。
週明け月曜日に学校・仕事に行くのが毎回憂鬱に感じる人は、月曜日の朝ごはんだけゴージャスにするといった工夫をすると、だいぶ気持ちがラクになりますよ。
③5分だけやってみる
たくさんの時間をやらなくていいので、5分だけやってみてください。
5分やっても気が乗らなければやらなくて大丈夫です。
でも、もし気分が乗ってきたらそのまま勢いでやってしまいましょう。
人間は最初の動きだしさえできれば、案外そのあとはやれてしまうものです。
④ポジティブワードとくっつける

やりたくないことをやるときは、心に思ってなくてもポジティブなワードを声にだしてくっつけてみてください。
「今日も勉強しよ!また賢くなるの楽しみやなぁ」
「発表の練習でもすっか、オラ、ワクワクすっぞぉ!」
思ってなくてもあえて口にだすことで、それを楽しいことだと脳が錯覚してくれます。
人間の「行動」と「心」は相方向に影響しており、「ポジティブな行動」を起こすことで、「ポジティブな心」を作ることができます。
⑤そもそも何のためにやるのかを考える
そもそも何のためにそれをやるのか、最終的な目的を考えて見てください。
勉強であれば、いい点数をとった先にあるものは何でしょう?
- 試験に合格して楽しいキャンパスライフ?
- 資格をとってやりたい仕事をするため?
- いい会社に入ってたくさん稼ぐため?
- 稼いでいい家を買って住むため?
いずれにしても、きっとそのやらないといけないことの先には、楽しい目的が待っているはずです。そうでなければ頑張れません。
もっと先の、最終的な目的は何なのか考えなおして見ることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
人生にはやりたくないことがつきものです。
だからといってずっと避けて生きていくことはできません。
であれば、うまく自分を騙してやりたくないことをこなせるようになるスキルがあったほうが、断然人生うまくやっていけます。
お金をかけず、ちょっとした工夫でやれる方法です。
皆さんもぜひ取り入れて、やりたくないことの先にある目的を達成してください。
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