まあ、当然ながら
処理速度・画質・できること、ほぼすべてにおいてiPadのほうが優れています。
ただ価格も高いのがiPad。
Fireタブレットの5~10倍以上します。
スマホで漫画本や動画見るのは、画面が小さいんだよなぁ~
タブレットの大画面で見たいなぁ。
ということで、今回はFireタブレットで本や動画を見る場合、iPadと処理時間にどれくらいの差がでるのかについて検証してみました。
検証方法
【使用する端末】
・iPad (第10世代 2022年モデル)
・Fire HD8 タブレット(第12世代 2022年モデル)
【検証方法】
以下のシチュエーションにかかる時間を測定・比較
①動画再生:各標準のブラウザ(safari、silk)からYouTubeを検索、トップに表示された動画をクリック・再生されるまでの時間
②地図表示:各標準のブラウザ(safari、silk)からGoogleマップを検索、検索履歴の東京駅を検索、地図が完全に表示されるまでの時間
③本の表示:各kindleアプリからライブラリにある本を開いて表示されるまでの時間
④ブラウジング:各標準のブラウザ(safari、silk)からYahoo!を検索、トップ記事のニュースをクリック、ページ全体が表示されるまでの時間
尚、ブラウザから検索する場合は、検索するサイトをブラウザのお気に入りに入れ、検索ワードを履歴に事前にいれておき、入力する時間の差が生じないようにした。
また、検証前に各端末を再起動した。
検証結果
種目 | iPad | Fireタブレット | 差 |
①動画再生 | 4秒 | 10秒 | 6秒 |
②地図表示 | 6秒 | 10秒 | 4秒 |
③本の表示 | 3秒 | 8秒 | 5秒 |
④ブラウジング | 3秒 | 10秒 | 7秒 |
当然ながら、iPadのほうがすべてにおいて素早く表示できています。
しかし、動画の再生などは一度再生ボタンさえ押してしまえばあとはしばらく端末に触ることはないため、実際のところあまり性能差が気になることはありません。
本の表示に関しても、最初の表示時間こそ多少の差はあれど、そのあとページをめくる分には表示の差は特にありません。
動画、本の表示とも、最初の約5秒の時間を許容できるのであればFireタブレットで十分事足ります。
解像度に差はありますが、画質面でも大きなストレスはありません。
一方、ブラウジングに関しては1ページあたりの表示で倍近い差がでています。
サクサクページを閲覧していきたい人にとっては、毎ページこの差を感じることになります。
今回検証したページでは、広告表示に時間がかかってしまったところがあり、画像の表示が多いサイトを見たい人にはよりストレスを感じてしまうかもしれません。
やはり、動画や本を見るエンタメ専用として利用するのがFireタブレットの真骨頂です。
まとめ
動画や本をFireタブレットで見る場合と、iPadで見た場合の性能の差は
”最初”の読み込みの約5秒。
画質の解像度の差もありますが、そこまでストレスはありません。
価格の差を考えて、これを許容できるならFireタブレット
許容できないなら iPad
という基準で選んでもらえればよいでしょう。
Fireタブレットに関しては以下でも詳しく解説しています。
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