宝くじはお金の無駄です。買ってはいけません。
宝くじの収益の一部は、販売元の都道府県や市町村へ納められることから
宝くじは愚か者に課せられた税金
とまで言われています。
今回は
- 宝くじを買ってはいけない理由
- 当たったとしてもそこに待ち受ける悲惨な結末
- 宝くじのプロ?必勝法のトリック
について紹介していきます。
買ってはいけない理由
- 割が合わない
- 当たらない
- 高額当選しても自己破産リスク
割が合わない
宝くじは割が悪すぎます。
宝くじは、払った金額に対して返ってくるお金の割合が約50%。(実際は45%未満が大半)
これは100円払えばその50%の50円返ってくるという意味です。つまり、宝くじを買えば買うほど、そのお金の半分をドブに捨てているのと同じことになります。
この割合は、競馬だと約75%、パチンコパチスロだと93%〜くらいです。
他のギャンブルよりも圧倒的に損な勝負をしているのです。
当たらない
当たるかもしれへんやん
確率は0ではありませんが、ビジネスはこの「かもしれない」を巧妙に利用します。
宝くじを買ったところで、夢の高額当選などまずありません。
宝くじの種類にもよりますが、だいたい一等の当選確率は1000万分の1。
あまりにも数字が大きすぎるが故に、逆に当たりそうな気持ちになるのもわからなくはないですが、残念ながらその日は訪れません。
あなたは宝くじの一等当選番号が「全部7」になると思いますか?
うーん、ないっ!!
と思いますよね?
しかし、当選番号が全部7になる確率と、一等の当選確率は同じです。
漠然とランダムな数字だと、なんとなく当たりそうな気がしてしまうから、人間の心理って恐ろしいですね。いや、というよりその心理を利用されていると考えるべきです。
冷静に考えると、無謀な選択肢であることがわかると思います。
高額当選しても自己破産リスク
万が一、宝くじで高額当選したとしても、そこに幸せな生活が待っていると思うとそうでもありません。
なんと、宝くじ高額当選者の7割がその後自己破産しているというデータがあります。
自己破産に陥る理由としては以下のことがあげられています。
- 金銭感覚が狂う
- 仕事のやる気がおきなくなる
- さらに増やそうと欲張って大損
人は一度生活水準をあげてしまうと、中々元には戻れなくなるもの。
プロスポーツ選手が、引退後に自己破産する人が多いのも似たような理由。若いうちに大金を手に入れて、金銭感覚が狂うと、ちまちました仕事なんてする気にならないですよね。
でもお金を使えば当然減るので、なんとかしようと不勉強のまま投資やギャンブルに手をだして大損、といった流れです。
また、自己破産だけにとどまらず、大金を手にしたことで人が変わってしまい、親戚や友達との交友関係がもつれ、離婚や殺人事件にまで発展したケースもあるようです。
宝くじのプロ?必勝法のトリック
- 大当たりが出やすい場所がある?
- 宝くじにはプロがいる?
大当たりが出やすい場所がある?
大当たりでた場所は当たりがでやすい?
世の中には宝くじは買う場所によってあたりが出やすいと思っている人がいます。もちろんそんなことはありえません。
しかし事実、一度ある売り場で大当たりがでれば、そこでまた大当たりがでる可能性は高まります。それはなぜでしょうか?
宝くじの当選確率は当然どこで買っても変わりません。売り場によって異なっているのは、そこで何枚買われたかどうかだけです。
宝くじを1枚買った人よりも、2枚買った人の方が当選確率は2倍になります。同様に、そこの売り場で買う人が増えれば増えるほど、そこで大当たりがでる確率も上がるというわけです。
「そこの売り場で大当たりが出ました」
という事実は宣伝材料になります。それにあやかろうとそこの売り場で買う人が増えるほど、再びそこで大当たりがでる可能性も上がっているだけなのです。
宝くじにはプロがいる?
宝くじのプロという人が存在します。
「プロの買い方」などとテレビや雑誌に記載されていますが、もちろん買い方で何かが変わるわけではありません。プロの買い方や、過去の当選者がどうしたかを知ったところで大当たりの確率は変わりません。
しかし、過去には「理論上勝てる宝くじ」が存在したのも事実です。
高額当選者がでなかった場合、その当選金額が繰り越されるときがあります。
それが何度も繰り返された結果、ある時点から期待値がプラスになり、理論上買えば買うほど儲かる宝くじというのが存在したのです。海外にはそれをうまく利用して大儲けした人が存在しました。
残念ながら、日本では当選金額の上限が決められており、期待値がプラスになることは絶対ありません。また、海外においても期待値がプラスになるようなことは極めて稀です。
つまり、宝くじの「本物」のプロがいるとしたら、「期待値がプラスになるときだけ買う人」、ということができます。
言い換えれば「宝くじは買わない」が宝くじの本物のプロのやることです。
まとめ
- 宝くじは愚か者の税金
- 買わないのが本物のプロ
一攫千金を夢見て宝くじを買うのは割が悪すぎます。
万が一当たったとしても、そこに待ち受けるのは自己破産かもしれません。
最初から「期待値がマイナス」なものにお金を使うのはやめましょう。「お金が増えるかも」のワクワク感が欲しいという人は、代わりに株や為替の投資にチャレンジしたほうが有意義です。
宝くじの本物のプロの買い方をするなら、「期待値がプラス」になる奇跡の日を一緒に待ち続けましょう。
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