健康のため?ダイエットのため?
みんな運動が大事なのはよーく知ってます。でもその時間を見つけるのが難しいですよね。

週末にしっかり運動してるから大丈夫や!
っていう人もいるでしょうけど、本当にそれで十分なのでしょうか?
実は週末にしっかり運動していたとしても、日中に座っている状態(=座位行動)が長いと逆効果になってしまう可能性があります。
座位行動とは何なのか、なぜ週末だけの運動だと逆効果の可能性があるのか、どうすべきかについて解説します。
座位行動とは
座位行動とはその名前の通り、座っている行動ということです。
この座っている時間が長ければ長いほど、肥満や高血圧、心臓病などを引き起こし、死亡するリスクが上昇することがわかっています。1時間座っていると寿命が22分縮まるとも言われています。
これは日頃の運動習慣のあるなしに関わらず、座位時間の長さが寿命に影響しているのです。
人間の筋肉の半分以上が下半身にあり、座っているとそれが動かない状態が続くため、血流が停滞することが原因のひとつと考えられています。
週末まとめて運動とモラル・ライセンシングの罠

ダイエットの目的や、生活習慣病の発症をきっかけに週末に運動を始める人がいると思いますが、場合によっては逆効果になってしまう可能性があります。
運動を始める前の生活習慣のまま、週末に運動をプラスしたのであれば、十分効果はみられるでしょう。オーストラリアの研究によれば「毎日運動すること」には敵わなくとも、「週末にまとめて運動すること」も十分健康に良い影響を与えることがわかっています。
しかし、「週末に運動をしているから」という”許可証(ライセンス)”のもと、それ以外の時間帯に座っている時間が増えてしまっていると別問題です。そうなると、十分な運動効果は見られないばかりか、逆効果になってしまう可能性もあります。
人間は「良いことをすると、多少悪いことをしてもいいだろう」というモラルの逸脱の心理が働きます。これはモラル・ライセンシングと呼ばれているものです。
「今日はいっぱい動いたからいいか」
「週末に運動するから今日はゆっくりする日」
「運動してるし、甘いの食べても大丈夫」
といったモラルの逸脱を起こしていると十分な効果は得られません。みなさんも思い当たることがあるのではないでしょうか?(私はありありです)
週末にしっかり運動していても、平日毎日のように暴飲暴食をしていては効果が見込めないのは想像に難しくないでしょう。
座る時間を減らし、少しだけ動くことにも意味はある
週末に運動習慣を取り入れること自体はとても良いことです。ですが、それに合わせて一日の中で座っている時間を少なくすることも同じく重要です。
WHOの身体活動・座位行動のガイドラインによれば、「座り過ぎで不健康になる、身体活動を増やし座位行動を減らすことにより健康効果を得られる」としています。それと同時に
“EVERY MOVE COUNTS” ちょっとした身体活動にも意味がある
とメッセージを記しています。
一日に消費するエネルギーは、すべての身体活動の合計なので、座るより立つ、少し足を浮かしてみる、といったとても小さな活動でも一日で合算していくと大きな差になります。一週間ともなれば尚更です。
人間はモラル・ライセンシングの罠に陥りやすいことを自覚した上で、週末の運動だけでなく、日常の小さな身体活動も積極的に行っていくべきです。
↓日中の身体活動を増やす方法は以下で解説↓
まとめ
いかがでしたか?
人が消費するエネルギーは、すべての活動の合算です。週末の運動だけでなく、日中の小さな身体活動であってもちゃんと意味があるのです。
ちょこまかと、あえてひと手間、あえて無駄に動くことで一日、一週間で使うエネルギーを増やし、健康維持、ダイエットの目標を達成してください。




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