コロナ禍を経験し、キャッシュレス決済が広まっているとはいえ、まだまだ現金派のほうが多数を占めています。

使いすぎてしまいそうだし、不正利用とかされそうで怖いから嫌やねん
という理由でなかなかキャッシュレスに踏み切れない人も多いでしょう。
実際クレジットカード払いを利用すると、現金払いよりも消費が増えるというデータもあり、使いすぎには注意が必要です。
しかし、実は現金払いで損をしてしまっていることもあります。
以下、完全キャッシュレス派の私が思う、キャッシュレスを利用することで得られる7つのメリットを紹介します。
メリット① ポイントがつく
キャッシュレスを利用すると、購入金額の1%前後のポイントが貰えます。
「そんなこと知ってるよ!」って言われそうですが、このポイント結構、貯まります。
日用品の購入から、普段の光熱費の決済に至るまでポイントがつくため、私の場合一ヶ月でも数千円以上のポイントが付きます。
一年もすれば万単位のポイントになるため、ほしいものをタダで買ったりもできちゃうんです。
メリット② ネットで買うほうが安い

現金派の人はネットで買い物すること少ないと思います。振込や代引の手数料がかかるし、そもそも振込が面倒です。めんどくさいとしなくなりますよね?
クレジットカードなどのキャッシュレスならサクッと買えちゃいます。私もクレジットカードを持つようになってからネットで買い物をすることが断然増えました。
今では大半のものをネットで買ってます。ネットのほうが安いことが多いからです。
特に、家電は万単位でネットのほうが安いことがあるため、家電量販店で買った記憶はほぼありません。
一度気になる家電がでてきたときに、家電量販店で売っている金額とネットで売っている金額を見比べてみることをオススメします。だいぶ違いますよ?
なぜネットのほうが安いのか?
お店においてある商品は、店に展示するための「土地代」「電気代」、家電などの専門知識が必要な商品の「人件費」「研修費」など、多くの上乗せが発生しています。
「土地代」は、ネットで買う場合も発生しますが、単に商品を倉庫にぎゅうぎゅうで置いておく場合よりも、一定の間隔を空けて展示するほうがより多くの「土地」が必要になります。
だからネットのほうが安いことが多いんです。
メリット③ 純粋な「モノの値段」にお金を使える

キャッシュレスのデメリットとして必ず上がるのが「使いすぎ」。
実際、クレジットカード払いをすると、現金払いよりも消費が増えるデータがあるため、それは「事実」として捉えていいでしょう。
しかしキャッシュレスで払うことで、より純粋に「モノの値段」にお金を払えるようになります。
例えば、現金で欲しいモノを買いに行くとします。
1 お金をおろす(引き落とし手数料)
2 お店に買いに出かける(交通費)
3 その店に売ってない、別の店へ(交通費)
4 商品を買う(お店の”仲介手数料”)
一つの商品を買うために本来の値段ではないものにもお金を払っていることがわかります。
ネットであれば、ほしい商品を検索して「ポチる」だけです。電気代なんて数円もしません。ポイント分を考えれば電気代なんてないようなものです。
現金でネットの商品を買う場合も、振込手数料や代引き手数料が発生したりします。
キャッシュレスで支払うことでより純粋な「モノの値段」にお金を払えるようになるんです。
メリット④ お金の出入りをモニタリングできる
キャッシュレスを利用すれば、簡単にお金の出入りをモニタリングできます。
現金払いだと、銀行からおろした金額はわかっても、何にどれくらい使ったかってわからないですよね?もちろん家計簿をつけておけば大丈夫ですが、ひと手間あります。
キャッシュレスであれば、明細や、支払い履歴から何に・いつ・いくら使ったかをすぐ確認することができます。
「気持ち」の面ではキャッシュレスだと使いすぎるという点もありますが、「管理しよう」とするなら断然キャッシュレスのほうが管理しやすいんです。
メリット⑤ キャッシュレスのほうが衛生的
スマホの画面をペタペタ触ってください。
はい、指紋つきますよね?
お金ってたくさんの人が触ってます。
人間であれば手の脂が必ず付きますし、子供が鼻ほじってから触ったら何かの菌がついているかもしれませんし、誰かの血液がついているかもしれません。お金を触ったあとって手が真っ黒になりますよね?
紙幣や硬貨などのお金が感染症を媒介しやすいかどうかは別としても、必ず上記のような「何かが付着していた」のは間違いないハズです。あまり気持ちがいいものではないですよね。
メリット⑥ 時間も買える
キャッシュレスを利用すれば、現金で支払うよりもスピーディーに支払いができます。
その最たるものは高速道路のETCで、現金払いのレーンは渋滞を起こしてるときがよくあります。
その時間の違いは「たった数秒」かもしれません。
でも今後の人生あと何回支払いをしていくでしょうか?
その数秒が何回も何回も重なると、数分、数時間の無駄をしていることになります。
メリット⑦ 社会的な信頼を得られる

キャッシュレスの代表であるクレジットカードは、保有しておくことで社会的な「信頼」を得ることができます。
クレジットカードを作るには、安定した収入や過去の支払い滞納歴がないかといった「審査」をクリアする必要があります。
そのため、クレジットカードを持っているという事実が社会的な信頼に繋がるのです。
実際、ネットの回線契約などをオンラインで手続きする場合は、クレジットカードでの支払いしか対応してない場合があります。
オンライン上の契約は、対面で手続きするわけではないので、クレジットカードの存在が「信頼」の代わりになっているのです。
別の見方をすれば、クレジットカードがないと契約できないサービスが存在するとも言えます。
まとめ
現金派の人がキャッシュレスを利用すれば、より手軽にネットの安い商品を買えて、より純粋にモノの値段にお金を払えるようになります。
そしてポイントもついて、時間や社会の信頼を買うこともできます。
最初の導入は抵抗があるかもしれませんが、慣れてしまえばとても便利なキャッシュレス決済。
まだ現金払いのあなたも、この際ぜひキャッシュレス払いにしてみてはいかがでしょう?
コメント