【トレーニング不要】誰でもできる速読のやり方 基本とコツ

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man wearing sunglasses reading book on body of water スキル・メンタル
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パラパラと本を流すだけで、ハイ、終わり!

そんな速読に憧れたことはないですか?

私も「そんなに早く本が読めたらどんなに素敵だろう」と思って速読に関する本や、読書術に関する本を読み漁りました。

残念ながらパラパラめくっただけで読了とまでの速読には至ってませんが、以前よりも明らかに早く読めるようになったことは間違いありません。

速読・読書術にはいくつかのコツが存在し、それを実践するだけでも誰でも速読できるようになります。超人的な能力や、トレーニングは必要ありません。

そこで、今回は速読の基本とコツ、それらを使った私流の速読術を紹介します。

これを読めば、きっと今までよりもたくさんの本を読めるようになって、読書が楽しくなり、たくさんの知識を効率的に得られるようになると思いますよ。

速読の基本① 読む制限時間を決めて、集中して読み切る

まず本を読む前に、その本を読む制限時間を事前に決めましょう。

本の内容、ボリュームによっても変わってきますが、5~30分くらいの範囲で決めておくといいと思います。人間の集中力も長時間になるほど薄れてくるため、決めた時間内で集中して「読み切る」ことを意識して読んでみてください。

しおりを挟んで途中”セーブ”しながら読んでいくと、前の内容を思い出すのに時間がかかったり、そのまま読まなくなったりする原因になります。読書が嫌いな人は最初から最後までじっくり真面目に読んで一冊に時間をかけすぎていることが多いです。

速読の基本② 重要な2割を読んで、全体の8割を理解

book with sticky notes
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世の中にあるすべての本をじっくり読めますか?無理ですよね。
それは一冊の本に対しても同じです。

一冊の本を最初から最後まで均一に読んでいく必要はありません。

筆者の伝えたいこと、大事なことを厳選すれば、全体の2割を読んだだけでも全体の8割は理解できます。

本の表紙、タイトル、帯、目次を活用して、どこに重要なことが書いてあるかを事前に把握しておけば、重点的に読むべきところがわかります。

例えば 
 <タイトル>
「日本人が〇〇でなくなる秘策」

 <目次>
・一章 なぜ日本人は〇〇なのか
・二章 日本人が〇〇である弊害
・三章 〇〇でなくなる秘策
・四章 秘策を使うことでおきた変化

という本があって、秘策が何かを知りたいのであれば、三章を重点的に読んで、他はパラパラとキーワードだけ目で追うくらいの読み方か、もしくは読まないでもOKです。

速読の基本③ その本から「何か一つ」でも得られればいい

読書によって、その本から何か一つでも得ることができたら、その本は十分な役割を果たしています。その一つは、知識であってもいいし、こうなりたいといった願望、感情、きっかけでもOKです。

本にあれもこれも求めて読むとストレスになるばかりか、本を読むこと自体が嫌になってしまいます。

本を最初から最後までしっかり読み切ったぞ!という「自己満足」よりも、その本から「何かを得た」という成長を重視してください。

速読のコツ 賛成か反対かの方向性を理解する

person with letters on his palms
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筆者が「それ」について、賛成か反対かの方向性を理解すると文章を読むのが速くなります。

基本的に、文章の構成は

「私は〇〇だと思う。なぜなら△△だから。」

となっていることが多く、「それ」についての筆者の意見の方向性がわかれば、あとはそれを補足するための文書なので、キーワードだけ目で拾っていくだけでも大まかな内容を把握できるようになります。

例えば

・きつい
・きれい
・きもちいい

という一見バラバラなキーワードでも

「私は山登りが好きだ」

という方向性がわかっていれば、そのキーワードの周辺にどんなことが書いてあるかじっくり読まなくてもある適度想像できますよね?

その本、その章の方向性を理解するのは重要な速読のコツです。

私流の速読術

①全体をパラパラ見る 読み方を決める、方向性を確認

まずは本全体をパラパラと眺めてみて

・筆者の意見の方向性は何なのか
・本の構成はどうなっているのか まとめ、図解、キーワード太字などがあるか
・大まかな読む時間

などをチェックしておきましょう。

②目次から流して読む部分、重点的に読むべき部分をチェックしておく

次は目次を活用して、流して読む(もしくは読まない)部分と、重点的に読む部分を決めておきましょう。

重点的に読む部分は、必ずしも筆者の言いたいことが書いてあるところである必要はありません。あなたが知りたいこと、気になることが書かれてあるところでもOKです。

③流して読む部分はタイトル、太字、を意識して流し見するか、読まない

流して読む部分は、章のタイトルや太字、キーワードを目で流して「見る」くらいの読み方でOKです。

場合によっては一切読まないというのも手です。

④重点的に読む部分は時間を多めにかけて読む

気になる章や、まとめ部分といった重点的に読む部分は時間を多めにかけて読みましょう。

もちろん、内容をすべて理解したり、記憶したりする必要はありません。

読み終わったあとに「何かひとつ」でも得るものがあれば十分です。

まとめ

いかがでしたか?

筆者の意見の方向性を理解し、重要なところを重点的に読むことで本を読む時間を大幅に短縮できます。また、本の内容をしっかり記憶する必要はなく、読み終わったあとに何か一つでも得られるものがあれば十分です。

この記事を読んでくれた皆さんにも、何か一つ与えられたものがあるなら幸いです。

ではまた(^o^)

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