サブスク(月額課金)サービスというのもかなり一般的になってきましたね。
定額で動画が見放題になったり、音楽が聴き放題になったりサービスの種類は豊富ですが、一方で一度加入してしまうとその良さから抜け出せなくなってしまうリスクも存在します。
「サブスクはもったいないから絶対に入らない!」
というサブスク否定派もいますが、ちょっと待ってください。実はもっとお金のかかる怖いものがあります。
サブスクよりお金のかかる怖いもの
スマホ
スマホは現代になくてはならない持ち物ナンバーワンといっても過言ではないでしょう。
連絡、通信、決済などあらゆるサービスがスマホを通して行われます。
一方、スマホは安いものであれば3~5万円程度で購入できますが、日本人が大好きなiPhoneを含めて10万円以上する高額なスマホも多く存在します。
安いからといってバカにしてはいけません。安いスマホでも、ほとんどの人にとっては生活する上で必要な機能は十分兼ねそろえています。
ちょっと検証してみましょう。
Aは、10万円を2年(24か月)で使うわけですから、毎月約4167円のサブスク契約でスマホを使っていることになります。
一方 Bは同様に計算すると、毎月1250円でスマホをサブスク契約していることになります。AとBの差額は2917円もあります。単純計算だと年間35000円、生涯コストだと百万円以上の差がでてきます。
Aは、Bよりも「ちょっとサクサク、ちょっとカメラが綺麗」といった機能に毎月3000円近く払っているということになります。
あなたのスマホをもっと早く、カメラを綺麗にするサブスクサービス 毎月3000円
いかがですか?
嗜好品
お酒やタバコといった嗜好品も立派な「サブスク」の一つです。
毎日1本120円のビールを飲むとするなら、毎月3600円で毎日1本晩酌できるサブスク契約をしているのと同じです。
タバコはもっと深刻です。
毎日1箱600円使うなら、毎月18000円のコストがかかります。そればかりか、肺がんをはじめとした不健康リスクを高め、それに対する治療費が必要になった場合は、さらにコストが上乗せされます。
毎月18000円で不健康になれるサブスク
いかがですか?
車
大都会以外は、車は交通手段としてほぼ必須です。
しかし、車に必要以上のこだわりをもってしまうと多くのお金を失ってしまいます。
検証してみましょう。
AもBも家族、必要な乗車人数は同じとします。
Aは交通手段として毎月約2万円のサブスク契約、Bは毎月3万6500円のサブスク契約をしている計算になります。その差は1万6500円。
交通の手段としては、どちらも十分役割を果たしているわけですから、この差額の1万6500円は、快適さや、見栄・こだわりに払っているサブスク料金ということになります。
いい車に乗ろう!
あなたのこだわりや見栄を満たします!
サブスクサービス 毎月1万6500円~
いかがですか?
不健康
不健康もサブスクのひとつといえます。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、一度発症すると基本的に治ることはありません。
すべての人に薬が必須になるわけではないものの、多くの人にとってはほぼ一生服用していく必要性がでてきます。
健康保険組合連合会の「生活習慣関連疾患医療費に関する調査」によると、平均的な毎月の治療費として高血圧は5200円、糖尿病の場合は6000円もかかるとされています。
定期的な通院も必要になるため、時間的な負担もしいられます。
歳をかさねれば、遅かれ早かれ何かしらの病気になる確率は高くなります。少しでもそれを遅らせるために、運動とを取り入れるといった予防に先行投資することが重要です。
運動をする時間がない人におすすめの健康対策はこちらで解説しています。
生活習慣病の治療費についてはこちらでも解説しています。
定番のサブスクはどう?
では定番のサブスクはどうでしょうか?
Amazon prime会員で考えてみましょう。
Amazon prime会員になるとこれらのサービスを利用することができるようになります。
料金は、年会費だと4900円(月払い500円)。高いと感じるか安いと感じるかはあなた次第です。
Amazon prime会員になるとできること・デメリットについてはこちらでも解説しています。
まとめ
定額で契約していなくても、あなたの生活にとってなくてはならないものであるなら、実質的にそれはサブスクと同じです。
一般的なサブスクサービスをもったいないと決めつける前に、すでに無駄なサブスクに入ってしまっていないか、一度確認してみることをおすすめします。
その上で、Amazon primeをはじめとした定番のサブスクサービスがもったいないに値するかどうかを判断してみてください。
コメント